明神エリアに泊まる 「奥上高地」ハイキングプラン
<こんな人におススメ>
- たっぷりハイキングを楽しみたい
- 大正池~河童橋間は見たことあるので、行ってないところへ行ってみたい
- 観光客が少ないところを旅したい
一大観光地の上高地でも、明神より奥の「奥上高地」と呼ばれるエリアは、観光客も少なくて比較的静かなところ。泊まる明神エリアの宿もハイカーや登山客主体。静けさを楽しみたい人や、上高地2回目以降の人の「もうひとつの上高地」を見つける旅に。
プラン概要
観光エリアを見ないなら、少し遅めの電車で出かけて、遅めに上高地に着いて、この日は泊まる明神エリアへの移動+αくらいでいいでしょう。せっかくなので河童橋から有名な山景色を眺めて写真を撮ったりしてもいいですが、明神エリアまでのハイキングや自然観察を中心に楽しみたいところ。
河童橋から明神までは、梓川の両岸にハイキングコースがあります。上高地ビジターセンターに寄って情報収集したりするなら、左岸道(川の南側の道)経由になります。こちらのほうが少し所要時間が短いので、河童橋エリアでのんびりして時間が少なくなったような時も、左岸道経由がいいでしょう。明神エリアは人通りが少なくなるのが早く、4時ごろには宿に着けるように移動してください。宿にチェックインしてから、暮れゆく明神岳の景色など、人もまばらな明神エリアを楽しみましょう。
2日目の朝は、できれば早起きして、早朝の明神池や朝焼けの明神岳の眺めを楽しみましょう。その後朝食を済ませたら、いよいよ「奥上高地」へ出発。梓川左岸の道を徳沢めざして歩いていきます。荷物を預けていけば、明神に戻ってくるまでがラク。
明神から先は、とくに「見どころ」はありません。でも、ときどき川沿いに出て、梓川の流れと、明神岳や前穂高岳の眺めが広がるし、森の中では、初夏のニリンソウをはじめ季節の花や紅葉が楽しめます。1時間ほどで徳沢に到着。ここも、初夏にはニリンソウの大群落が見られます。
帰りが少し遅めでもいいなら、徳沢で昼食をとることにして、まだ時間があれば、もう少し先まで行ってみてもいいでしょう。横尾まで行くと時間がかかりすぎるので、途中まで行って引き返してくるのが無難。徳沢から20分ほど行くと新村橋で、前穂高岳が眺められて、河原に降りられます。
帰りは、明神までは来た道を戻ります。明神から河童橋までは、1日目と違う道を通るのもいいでしょう。
<このプランで利用できるホテル>
- 上高地 明神館 ほか
各地発モデルプラン
東京エリア発
行きの2パターンは、昼食を松本についてから食べるか、車内で済ませるかの違い。帰りは、河童橋エリアに戻ってきてから昼食にするか、徳沢で食べてからバスターミナルへ移動するか、のイメージで設定しました。下のパターンのほうが、2日目にじっくり歩けますが、帰る時間が遅めになってもいい人向けのプランです。
名古屋エリア発
1日目は、松本でのランチタイムが少ないのに注意。2日目は、上高地を出る時間帯(=昼食をとる場所?)によって、名古屋エリア着の時間に1時間の差がでます。
関西エリア発
1日目の昼食のタイミングが難しいのは、名古屋エリア発といっしょ。帰りのパターンも同じで、いつごろ上高地を出るかによって、新幹線に1時間の差がでます。大阪着が8時を過ぎても大丈夫な人は、下のプランを検討してみては。
<このプランで利用できるホテル>
- 上高地 明神館 ほか