穂高連峰の「三段紅葉」
これぞ、上高地が誇る究極の紅葉美。上高地を代表する穂高連峰の絶景が、空の青・雪化粧の白・紅葉の三段に染まります。条件が合わないと見られない、貴重な景色でもあります。
「上高地の三段紅葉」といえば、上高地の紅葉風景の中でも一番有名で人気がある景色でしょう。北アルプスのように、早くから雪化粧する高山では、ところどころで見られる風景。なかでも、日本で3番目に高い奥穂高岳を眺められる上高地は、かなり条件のいいエリアと言えます。
ビューポイントとしては、穂高連峰の絶景を楽しめるポイントがそのまま当てはまります。やっぱり河童橋が代表格。ただでさえ「いつまでも眺めていたくなる景色」なのが、もっと長く見ていたくなってしまうでしょう。その他、中ノ瀬園地や小梨平など、視界に入る景色が変わると印象が変わるので、自分なりのベストポイントを探してみるのもいいですね。
この三段紅葉を楽しむのは、意外と難しいです。
- 紅葉している
- 穂高連峰が冠雪している
- 快晴
の3つがそろわないと「三段紅葉」にはなりません。せっかく雪が積もっても、まだ紅葉してなかったり、逆に終わったあとだと意味ないですし、曇っていてもダメ。情報をしっかり集めて狙って行っても、なかなか見られるものではありません。見られたら、かなりラッキーといっていいでしょう。